【2020年度 優秀賞】I.T.NETWORK 中村マツァイアス祥旭さんインタビュー

我々I.T.NETWORKは、コロナ禍における飲食店・居酒屋の売り上げ低減・個人経営飲食店が事業継続困難に陥っている中、市内に限らず利用客に対してより手軽かつ安全に集客できるサービスの提供を目的としております。投入できる経営資源が限られている個人経営店では、大手チェーン店などで実施されている感染症対策を施すことが困難だと考えましたので、本サービスは大手の経営するチェーン店を対象としたものではなく、寧ろ個人経営店を対象としたサービスとなります。

本サービスは、AI及びサーモグラフィーカメラとWEBカメラの2種のカメラを用いた即時体温測定とリアルタイムに店舗内人数のカウントを行うことで、感染症対策並びにAIによって最適化されたクーポンを発行するサービスです。これらの情報をお客様はスマートフォンなどから入手することによって空席確認が容易となるのと、適時割引率の効いたクーポンを利用することが可能となります。

我々としましては本サービスが可能であれば、お店側や利用客から便利だと言ってもらうよりも寧ろ、導入している、利用していることが当然であるという段階にまで普及して頂けたらと考えております。

ーコンテストに参加しようと思ったきっかけは?

参加の考えが浮かんだきっかけは本当にたまたまでした。しかし私自身、大学生という学びの途中である身としては、参加することで自身の力を試せる良い機会という考えがありましたが、本格的に参加を決意したのはやはり、コロナ禍で考えたこと・自身の意見を思う存分発言できる良い機会と考えたのがきっかけでした。

ービジネスプランコンテストに参加して、得られたものは何ですか?  また苦労した点についても教えてください。

コンテストに参加したことで、我々が考えつかないものの考え方をしている方に出会えたことで視野が広がりました。これにより、改善の余地がないと考えていた参加当時に比べて、終わった時には「この視点で考えれば、もっと良いのではないのか」と言った新たな意見に辿りつかせてくれる良い場でした。

個人的には、大学のプレゼンテーションと違ってお金が関わってくるので、ただ発表をするのではなく、審査員に投資をする価値があると思わせるにはどう発表すれば良いのかを考えるのに少し苦労しました。

ーこれから第一歩を踏み出す方へメッセージを!

今回のようなビジネスに限った話では、行動を起こすのは大前提として発想やその後に得られた具体的なプランもとても大事ですが、何よりもプレゼンテーションを通じて、相手に如何に自身のビジネスに価値があるかを伝えられないと意味がないと思います。そのため、このような場に参加するのであればプレゼンテーションを疎かにしないで、取り組んでいって欲しいと感じております。



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