【2025年度 明治安田生命賞・アスタ賞受賞】学び舎 子どものみかた 深松浩子さんインタビュー

 私は西東京市・東伏見で、学習塾「学び舎子どものみかた」を運営しています。私のミッションは、今を幸せに生きる人を育てること。成績や結果だけで子どもを評価するのではなく、学びを楽しみ、自分を信じて挑戦し、立ち直る力、成長できる力を育むことを大切にしています。

 当塾にはMyカリキュラムの時間があります。一人ひとりが探究学習の授業カリキュラムを自分で作り、学びを深め、まとめをクラスメイトにプレゼンテーションして共有、最後は自己評価で振り返り、次に繋げます。教科授業では学力を育て、Myカリキュラムでは自己肯定感や挑戦力といった非認知能力を育てます。そうしているうちに、不登校だった生徒は希望を抱き外の世界に出てみるようになりました。自信のなかった勉強を、小さな挑戦の積み重ねで楽しめるようになった子もいます。これからも私は子どもの可能性を信じつくした「子どものみかた」でいたいと思います。

しかし、子どものみかたは一人では足りないのです。私の将来の夢は、Myカリキュラムで育った子どもたちが大人になり、その学びや在り方を次の世代へと手渡していくこと。その循環の中で、子どもの笑顔が溢れるまちをつくることです。一緒に子どものみかたであってくれる方と出会えたら嬉しいです。

ーコンテストに参加しようと思ったきっかけは?

 コンテストを知ったのは、ちょうど集客がうまくいかず悩んでいる時でした。悩んでいたので、事業内容を競い合うコンテストなんて、自分とは関係ないと思っていましたが、西東京市の創業支援マネージャー浅川絢子さんから、コンテストに挑戦する過程で、事業を俯瞰的に見て課題をブラッシュアップする機会になると伺ったことがきっかけで考え始めました。プログラムの中で起業を目指している方や、起業間もない方と切磋琢磨でき、経営のプロの方からアドバイスをいただく良い機会でもあると感じ、参加を決めました。

ービジネスプランコンテストに参加して、得られたものはなんですか?

 参加を決めると、生徒たちが「この塾でコンテストにでるの!?やるからにはグランプリだ!見にいきたい!」と、懸命に応援してくれました。子どもたちと一緒に目指す目標ができ、資料の準備も手伝ってくれ、教室の雰囲気も一体感が。また自分の事業にかける想いも言語化して整理ができました。そうすると、日々の授業がスムーズな心持ちでできます。また、収益性の弱さ、集客の計画性といった課題も明確になり、逆にモヤっとした不安が消えました。プレゼンテーションの話し方やスライドの見せ方も授業研究になります。これらの経験から学んだことを実行し、子どもたちの成長の糧にしていきます。

ーコンテストに参加して、苦労した点についても教えてください

 収益性の弱さをどう克服するか、事業として数字面でいかに堅実に、しかし高い発展性を持たせるか。そこが一番苦労した点です。克服に向けて、コンテストが終わった今こそ実践していきます。

 もう一つはプレゼンテーションです。日々授業をしていると得意そうと言われますが、生徒の反応によって千変万化で進行する授業と違い、話す内容をある程度決めて話すことに慣れておらず、とても緊張して、笑顔も自分らしさもどっかいってしまいました。応援に来てくれた友人・家族、出場者の仲間たちやスタッフさんたちがとても暖かく、それがなかったら話せていなかったろうと思います。

ーこれから第一歩を踏み出す方へメッセージを

 創業・起業というと、何か大きなことを成し遂げる行動力がなければできないとお思いの方もいらっしゃるでしょう。実際は、小さくていいので目の前にある、出来ることを一つずつ積み重ねる行動力が大切なのかなと思います。それでも、困難や迷いの時があると思います。そんな時も「どうしたらできるか」だけを考え続け、一歩ずつ行動し続けるようにしています。

ー🎥深松さんの当日のプレゼンテーションはこちらからご覧ください

ー学び舎 子どものみかた について

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