【2021年度 明治安田生命賞】AIR PLANNING 関戸みどりさんインタビュー
西東京市には自然を愛する方々や自然に関わる活動をされている方々がとても多いこと、そして田無演習林があるという特徴は魅力的で希少な要素だと思います。今まで私自身が継続してきたことを活かしながら多くの人と関わり、繋がることで、西東京市の魅力を育てていく流れを創りたいと考えました。
田無演習林の枝打ち材などから抽出した香りを『西東京市産』の地産地消の香りとし、それを旗印とすることで森林の恵を感じ森林環境税の使い道などを知ること・考えること・そして行動することから、西東京市の魅力を私たち市民が主体となって育てていけるような流れを創っていきたいと思っています。 私はまだ住人として新参者ですが、今後賛同してくださる方々と繋がり、マルシェやイベント、ワークショップなどの場を広げていきたいと思います。
ーコンテストに参加しようと思ったきっかけは？
新規プロジェクトへ向けての小規模事業者持続化補助金を、西東京商工会のサポートを受け申請し、採択を受けることができました。その後、このコンテストにチャレンジしてみてはとのお声掛けをいただいたことが参加へのきっかけとなりました。
ービジネスプランコンテストに参加して、得られたものはなんですか？
このコンテストへ参加し明治安田生命賞を頂いたことで、明治安田生命保険相互会社様が 西東京市の連携パートナーとして健康増進、環境、など多くの項目へ貢献してくださっていることを知りました。そのような企業様の賞を頂けたことは私にとって励みとなりました。そして、地域で活動していらっしゃる方々からのメッセージやメールなどを頂けたことも嬉しく励みとなりました。この繋がりを今後大切に育んでいきたいと考えています。
ーコンテストに参加して、苦労した点についても教えてください
コンテストの準備のために時間を確保するのが大変でした。また、特に収支などの計画に関して知識が浅かったこと、限られた時間内で伝えるべきことを絞り込む作業は苦労した点でもあり、学びの大きかった点でもあります。
ーこれから第一歩を踏み出す方へメッセージを！
今回の参加された方の中にもまだ子育て中の方が数名いらっしゃいましたが、応援したい気持ちでいっぱいでした。女性は出産を機に仕事のスタイルを変えざるをえないケースが多いと思いますが、私も20数年前はそうでした。キャリアを磨きたい、しかし２度とない子育ての時間はかけがえのないものであり母として子供を優先する気持ちは強くなっていきました。
そのような中でアロマ空間デザインという分野に出会い、個人事業主としてスタートしました。それによって得られたのは比較的自由なスケジュール管理です。子供の行事に参加し、病気の際は休むことも可能となりました。女性が創業することによって、ライフステージに合わせて仕事を調整し、ゆっくりと無理することなく理想のカタチに育てていく、そんな創業、起業のカタチがこれからの女性の働き方のひとつになっても良いのではないかと思います。それは決して片手間ではなく、中途半端な気持ちではないことを理解してもらえる風潮にも期待したいと思います。
一歩を踏み出せば、思っている以上に多くの協力を得られることもあります。 貴重な経験や女性の感性を活かしたアイデアと能力を大切に、自信をもって踏み出していただきたいと思います。
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