【2025年度 多摩信用金庫賞・帆翔賞受賞】Fusion Quest 植松晶子さんインタビュー

 私は、中小企業の人材確保と、社員が活躍できる職場作りの両輪のサービスを提供しているキャリアコンサルタントです。人材確保とは単なる欠員補充ではなく、「選ばれ、活かされる企業体質への変革」そのものだと考えています。企業の活動を伴走しながら、一方で社員に対する面談やキャリアセミナー、制度作りを行い、社員が活躍できる職場環境作りを同時に目指している点が大きな特徴です。

 「社員が活躍できる環境」とはどのような環境なのでしょうか。

 現在、働く人の8割が強いストレスや不安を抱えていると言われています。この内面をフォローし、社員一人ひとりが業務から楽しさを実感できるようにすることが私の考える「活躍」です。そのためには、心理的安全性や成長の支援、納得感のある評価、働きやすい環境整備が必要です。私はこれらの解決のポイントは「自己理解と他者理解」「意欲的な対話」にあると考えています。

 「対話」をしながら、日々これらの解決に取り組んでいますが、一方で一人ひとりに寄り添う対話だけでは限界があることも感じています。将来的には社労士を目指し、法律・労務・制度面からも専門的に企業をサポートできることを目標としています。

ーコンテストに参加しようと思ったきっかけは?

 一年前から参加していた西東京市ハンサムママ事業を通じて、地域に集まる人の面白さと多様さに惹かれていました。コンテストに参加すれば、同じコンテストを目指す方や、地域の企業・人と繋がれるのではないかと考え参加を決めました。また、個人事業主からいずれ法人化したいという夢もあり、その夢を一歩進めたいという想いもありました。

ービジネスプランコンテストに参加して、得られたものはなんですか?

 コンテストを通じて知り合った方や企業の方々の視点をお聴きし、改めてサービスを見直す機会や新たな課題解決について考える機会を頂きました。私の場合無形の商材なので、顧客の課題に合わせていくらでも形を変えることができます。頂いたアドバイスや実際の課題に合わせて、不足していた点を補うために新たに行動を開始しました。

実行に向けて、ここからがスタートというエンジンがかかったことや、コンテスト後、提案する場を頂けたことにとても感謝しています。

ーコンテストに参加して、苦労した点についても教えてください

 無形商材を短時間でわかりやすく説明することの難しさを痛感しました。また無形なだけに良くも悪くもTrial & Errorがやりやすいため、結果的にあれもやりたいこれもやりたいという状態から一つのサービスに集中することに、とても時間を要しました。

 しかしサービスを審査員や一般の方に説明する機会を頂いたことで、今後顧客に何を伝えていきたいのか、顧客に提供したい価値は何なのかを考える、とても良い勉強になりました。

ーこれから第一歩を踏み出す方へメッセージを

 私は二人目の子どもの妊娠時に自分のキャリアに悩み、当時会社員だった私は、セカンドキャリアについて悩まない独立の道を考えようと準備を始めました。結果的に独立しても会社員時代以上に悩んでいますが…笑。

 創業はワクワクする一方で大きな不安があります。「今の自分の力で本当にできるのか?」と時折不安になります。しかし、今の自分ができることを求めてくださるお客様も必ずいらっしゃいます。求めて下さるお客様に最善を尽くすこと、「できる」ようになるために仲間や周囲にアドバイスや助けを求め、学び続けることを意識しています。

 創業の学びの場でできた同志からのアドバイスや影響は大きなエネルギーになります。一歩踏み出し、相談し合える仲間を作ってみてください。

ー🎥植松さんの当日のプレゼンテーションはこちらからご覧ください

ーFusion Questについて

【HP】https://fusion-quest.com/